看護小規模多機能型居宅介護で働いていて感じる事

自分の事

シングルマザー、アラフィフ、介護士のぽんちゃんです。

私が今、看護小規模多機能型居宅介護で働いています。

今から介護が始まる、どうしよう・・・どこにお世話になったら良いか悩んだ時のひとつの物差しになればと思って、書いています。

看護小規模多機能型居宅介護とは

「看護小規模多機能型居宅介護」(かんごしょうきぼたきのうがたきょたくかいご)は、介護保険制度の一つで、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるようにすることを目的としたサービスです。このサービスは「通い(デイサービス)」「泊まり(ショートステイ)」「訪問(訪問看護・訪問介護)」の3つの機能を一体的に提供する点が特徴です。

地域密着型といって、その地域の方しか入居できないというルールがあります。

4つのサービス(訪問看護、訪問介護、通い、泊まり)を1つの事業所が提供

  • 利用者の体調やご家族の状況に合わせ、サービスを提供
  • 顔なじみの看護職や介護職が対応するので安心
  • 利用手続きが1回でよい
  • 専属のケアマネジャーが配置されている

基本は、在宅です。

在宅とは、家でお世話をする事です。

ここを勘違いして、泊まりっぱなしで最後まで面倒見てくれると思っている家族がいます。

退院して、家でお世話をするのが不安・・・みんな不安です。

そこのお手伝いをするのが、「看多機」の仕事です。

家族と一緒に、その人のお世話をするを為にどうしたら良いかを考えて、話し合いをして決めます。

ケアプランを理解しているか。ケアプランって何かわかっている??

ひとつの例です。

老健から自宅に戻りました。

家族:「入浴と外に出る為の通いがしたい。」

本人:「自分で自分の事ができるように」

これが、ケアプランの話を家族とした時の内容です。

それだけ???

それは、「看多機」の必要性が極めて低いです。

看護の要素が、全くない。ほぼない人が「看多機」に通う必要は無いんです。

でも、家族はいいんです。ここがいいですって言うんです。

それならば、もっと運動ができる通所のデイや、運動に特化したデイも今は本当に沢山あります。

そこでも、入浴もできるしご飯も食べれます。

でも、調べないんですよ。そういう家族って。他を。

病院から紹介で言われた通りでいいんですって。

いいお客様なのか、それとも、本当に必要としている人がそのサービスを受けれないなら、迷惑なお客様になってしまいますよね。

ケアプランで、話をしているけど結局家では何もしない。とかね😢

週2回、通いの時に動いても後の5日間を寝て過ごしたら、体力は落ちますよね???

それは、やっぱり「看多機」ではないと、私は思います。

でも、反対に利用者の人数が少ないから一人ひとりに寄り添えるから、その人は良いのかもしれませんね。

うちは、利用者1日多くて15人ほどにスタッフが10人ほどです。目が届きますよね。

利用者が多いと、ほっとかれてしまうのでね💦

でも、動く人ばっかりのところだったら自分もやってみようとか、刺激をもらえると思うのですが・・・そればっかりは、行ってみないとわからないですけどね😓

じゃあ、どういう人が「看多機」なの???

かと言って、こういう人とは言えないのですが・・・💦😅

やっぱり、家でみんな過ごしたいと思うんです。どんなに汚くても・・・オイ🤛

そこのお手伝いをしながら、家族と過ごせたらと思うんです。

老老介護で、オムツ交換がしんどいとか、寝たきりで褥瘡ができてしまい、その処置が必要であったり・・・吸引、経管栄養、その他にもひとりでは無理とか。

家族も、平日は仕事で土日はお世話をしてくれている。でも、たまには飲みに行きたいときは泊まりを利用するとかが出来るんです。

知らない所に泊まりだけ行くよりも、知っているスタッフがいる所だと本人も安心するとかね😌

利用する方の背景は、色々です。

でも、基本は在宅なんです。

家でお世話をするのが、基本なんです。泊まりっぱなしは違います。

泊まりっぱなしは、そういう施設がありますから、そちらの見学に行ってください。

家族とスタッフが協力して、介護をしていくんです。

「看多機」の良いところ、悪いところ

「看多機」は、訪問看護、訪問介護、通い、泊まりをひとつの事業所でできるのですが、そこでしか出来ないんです。

違うところに通う、というのが出来ないんです。

その為、料金は全部まとめての金額になっているそうです。

が、全部使う人にとったら安い!!!と思うのかも知れませんが、先程の週2回の入浴と通いに来られてる方にしたら、高いのではないかと思います。

でも、介護保険は介護度によって金額も変わりますので、実際はケアマネと相談して、ケアプランを立てて、どうなるか・・・ですね。

相談できる、話を聞いてくれる、安心できる☺️そんな場所が見つかると良いですね。

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